この世の果てで恋を唄う少女YU-NO

YU-NOと聞けばエルフ原作のゲームだというのはわかりますが、正式名称は「この世の果てで恋を唄う少女」で、YU-NOはサブタイトルのようです。
普通だったら、「YU-NOこの世の果てで恋を唄う少女−」ですが、これとは逆になっています。

なぜ、この話になるのかというと、YU-NOのコミックが今日届いたからです。
YU-NOを思い起こすのは何年ぶりでしょうか。
実はYU-NOの出会いはSS版ではなく、AV(18禁のアダルトビデオ)で見たのが最初です。
当時、現在の「屍姫」と同じ時間帯に、「同級生2」の深夜アニメをやっていて、そこのCMでやっていたわけです。
地上波なのに、AVのCMなんかやっていいんですかね?

ちなみに、そのときの感想は意味不明でした。
当時無名だったこやまきみこ(ユーノ役)だとか、園崎未恵(絵里子先生役)、内川藍維(亜由美役)とかが出ていました。
CMでは「約束の指輪に導かれて〜」という感じで、原作のリフレクターの代わりに指輪になっていました。

有馬広大や竜造寺は出なく、竜造寺の代わりに美月がその役になっていたりしましたが、4巻ではたくや死亡。
その後、亜由美ハッピーエンドが始まったり、神奈の母が澪になっていて、最後は塔の上でたくやとYU-NOが再会。
そして、光に包まれてどこかへ。それを絵里子先生が時空捜査官の格好で見送ってエンディングという意味のわからないものになっていました。
ちなみに、ネットの評価ではクソアニメというのが多いです。

その後、小説版に出会って、エンディングを作者の都合で近親相姦エンドに変えたとあとがきにあったので、
原作のエンディングはどういうものなのか気になって、原作をやったわけです。
そして、今日はコミック版を読んだわけですが、やっぱり意味不明です。
幼女の頃がないので、YU-NOが生まれた経緯やら神奈がたくやの父だというもの、アマンダが過去に飛ばされていなかったりと複線が未回収のままになっていました。
最後は、YU-NOが生贄になってどこかに飛ばされてエンディング。
原作が壮大すぎますから、短くまとまるとAVやコミック版のように失敗するということですね、わかります。

でも、巫女は生贄になっても命を落とすとかにはならないわけですよね。
ケイティアも生贄になった後に、400年前の世界に飛ばされて、たくやを産んだわけですから。
YU-NOも現在世界のどこかに飛ばされて、AVのエンディングと繋がっているというわけですか。

確か、YU-NOはYOU KNOWから名づけていたわけですね。
「君は知っている」ってどういう経緯でそんな名前が思い浮かぶんですか。
YU-NODQNネームということですね、わかります。
でも、セーレスもSayless(言わない)から来てますし。名前がそのまんまです。
最後はケアレスミス(セーレスの本名はケアレス)を起こしたということですね、わかります。

AVでよかったのは、主題歌がいい曲ということだけですね。園崎未恵の「Faces」はいい曲でした。
ストーリーとかはwikipediaに詳しく載っているので、興味があったら参考にしてみてください。