安保法案可決

久しぶりに、国会が台湾の国会みたいな争いになっています。
安保法案の議決に関してですね。
うちの近所でも、街頭で「戦争法案を許すな!」といった拡声器で訴えたり、署名活動を呼びかけたりしている人達を見かけています。
ちなみに、自分は安保法案賛成なので、そういうのは無視しています。
というよりも、与党が過半数ある以上は、そういうのをやっても無駄だと思いますが。

ということで、野党がやっている阻止も無駄な努力ですね。
仮に何かのパフォーマンスだとしても、ただ笑いを取っているだけのお馬鹿な行動にしか見えません。
そういうことで、可決はしましたが、かといって、いきなり戦争地域に派遣されたり、イスラム国に送られたりはしないでしょう。
もし、日本人がイスラム国に人質にされたとしても、総理大臣は派遣したりはしないはずです。
「我々はテロには屈さない!」という見殺しというセリフしか言わないでしょうね。

ただ、法案が成立したことで、興味深いことが一つあります。
もし、戦争地域に派遣を決定して、自衛隊から殉職者が出たら「総理大臣の決定は違憲だ!」と裁判で訴える人が必ず出てくるからです。
そして、再びデモ活動が加速するのは間違いないです。
「○○(そのときの総理大臣)は、人殺しだ!」とか言うでしょうね。
ちなみに、法案が成立しても、「安保法案は違憲だ!」といって、裁判で訴えても門前払いされます。総理大臣が派遣決定を出した時点で訴えても同じです。
裁判所は、具体的な事件が起きない限りは、審査しませんので。
そうしたら、裁判所がどういう判断をするのかが興味深いです。中立という立場の裁判所もやっぱり、立法の犬に成り下がっているのか、自分の正義を貫くのかがという意味でです。