大阪都構想

現在、地元では選挙の公示がされました。
主に府知事選挙ですが、住民のほうは大阪市長のほうですね。
昨日で共産党の立候補者が辞退したため、現職の平松さんと大阪維新の会の半独裁者(と現職は言ってます)の一騎打ちになるようです。

一方、府のほうは候補者は6人。その中に、選挙でよく見かける羽柴秀吉さんも。
この人、夕張市長選にも立候補して、次点でした。
選挙=金持ちの道楽みたいな人ですからね。
半独裁者は「大阪都構想について、国民の信を問いたい」と言ってました。
それはある意味「郵政民営化について国民の信を問いたい」と言った小泉さんを思い出します。

さて、その「大阪都構想」とは何なのか?ですが、政令指定都市大阪市堺市を解体して、東京23区のような形に再編する構想です。
そうすることで、大阪市大阪府の二重行政は解消されます。
そのためには、大阪市議会、堺市議会、大阪府議会が3分の2以上で賛成し、その後は、住民投票過半数の同意が必要になります。
その後は、国会議員が3分の2以上で賛成し、法律を修正する必要があります。
つまり、4つのステップを段階的に踏んでいかないといけないわけで、大阪都になるには、5年いや10年はかかりそうですね。
この4つの内、1つでも無理だったらそこで終わりです。

政党支持者を敵に回した独裁者は、このまま選挙で散っていくのか、4年前のように圧倒的支持で復活するのか、気になるところです。
選挙まであと3週間。府知事選挙では誰に入れるかはまだ決めていません。さすがに、羽柴秀吉に入れるようなことはしませんけどね。