無事見つかってよかった

北海道で起きた、躾で山に置き去りにされて行方不明になっていた男の子ですが、無事に見つかったようです。
これは、いくつかの偶然が重なっての発見でした。こういうのを奇跡というのでしょうか。
いつの日か、仰天かアンビリバブルかで、話す日が来るような気がします。

その偶然というのが、自衛隊の駐屯地の小屋の中で見つかったわけですが、まず自衛隊が小屋の鍵をかけていませんでした。
これだけでも、職務怠慢と叩かれそうですが、結果として、これが男の子の命を救うことになりました。
小屋の中には毛布もありましたし、近くには水道があって、ちゃんと水が出るようになっている。
そして、小屋で最初に男の子を見つけた人も、たまたま、昨日用があって行っただけで、普段は行かない場所だったようです。
つまり、この人が行かなかったら、発見は遅れていたことになります。

ここまで来ると、文庫本にある「科学では説明できない不思議な話」にあってもおかしくないレベルです。
聖歌隊のガス爆発のようなもので、全員、個人的な用でたまたま遅刻したから、爆発に巻き込まれずに済んだみたいな感じです。
こういうことを書くのは、不謹慎なことかもしれませんが、書かずにはいられませんでした。
小さな偶然でも、それが重なれば一つの大きな奇跡になるというのを目撃した気がします。