異世界作品を分類してみた。

アニメで異世界を扱うのが多いですが、全部で4種類に分類できることがわかりました。
ただ、ここでいう分類は、現在世界の人間が異世界に来たときの分類です。
なので、「ロードス島戦記」のように、最初から異世界人だけというのは省きます。
早速分類していきます。

1、異世界召還型
その名の通り、異世界から召還されてやってきた系。
ゼロの使い魔」とか「神秘の世界エルハザード」、「異世界でカフェを開店しました」など。
一番スタンダードな異世界物です。
特徴は、ほとんどが元の世界に戻れないことです。なかには、「DOG DAYS」みたいに、元の世界と自由に行き来できるのもありますが。
異世界居酒屋「のぶ」は、気が付いたら異世界だった(お稲荷様の神通力で)なので、こっちに当たりますね。

2、異世界転生型
最近多い異世界物です。
現在世界で生きていたのに、事故とかで死んで、気が付いたら異世界に転生していたという物です。
「えっ?平凡ですよ??」など。
もちろん、元の世界には戻れません。
そして、前世の記憶が残っているのが多いです。
なかには、「転生者はチートを望まない」みたいに、途中から強いショックを受けて、前世の記憶を思い出す場合もあります。

さて、最新の作品では、何も人間に転生するとは限りません。
転生したらスライムだった件」や「蜘蛛ですが何か?」みたいに人外に転生することもあります。
中には、これは異世界物ではないですが、「自動販売機に生まれ変わった俺は迷宮を彷徨う」のように、もはや生物ではなくて、物として生まれ変わるのもあります。
逆に、どうやって生きていくのか興味をひかれるものでもあります。

3、異世界訪問型
異世界を行ったり来たり自由に行き来できます。
こっちから異世界に行く「アウトブレイクカンパニー」や向こうから侵略しに訪問する「GATE」があります。
特徴は、異世界人が現実の世界に来たりすることですね。

4、異世界テレポート型
これは気が付いたら、異世界にいたという物です。
異世界召還型と違うのは、召還士がいないこと。異世界転生型と違うのは、転生していないこと。または、精神だけが入っていること。
この素晴らしい世界に祝福を!」や「本好きの下剋上」など。
前者は、女神がいますが、前の姿で異世界にいます。後者は、死んで気が付いたら、少女の肉体に精神だけが入っていた(元の少女の精神がどうなったかは不明)なので、前に挙げた3つとはまた違った型です。