本好きの下剋上

最近になって知った本です。
元々は、コミック版が2巻まで発売(10日に3巻が発売)して、それを読んでいました。
これも「異世界でカフェを開店しました」と同じ、ネット小説&女性向けです。
主人公は、マインという5歳の女の子。でも、前世は、地震で本の下敷きになって亡くなった就職が内定していた女子大生。
気づいたら、この5歳の女の子になっていた、ということは、元々いた5歳の精神はどこに行った?という話になりますが、本編では触れられていません。
恐らく、融合した(女子小学生はじめましたのストーリー)か精神の奥に眠ったまま(僕は麻里の中のストーリー)か、精神が消滅したかのどちらかです。

そういうことで、異世界の少女になっていたわけですが、問題が2つありました、
体が極端に弱いことと本がないことです。
本好きの人間にとって、これは耐えられない苦痛です。
ということで、本の基礎からなる髪を作ることから始めるのでした。
ちなみに、コミック2巻のカバーを外すと、エジプト文明で作られたパピルスの作り方があります。
編んでいくわけではなくて、叩くとくっつくんですね。

魔法は関係ないという異世界だと思っていましたが、後になって「今更かい!」と突っ込みたくなるくらい遅めの魔力が存在してましたが出てきます。
ビブリアストーリーとありますが、ビブリアの意味がわからないので、調べてみると、古代ギリシャ語の本の複数形(単数形はビブリオン)のようです。
そういえば、「ビブリア古書堂の事件手帖」というミステリーな小説がありましたよね。