劇場版「鋼の錬金術師」〜シャンバラを往く者〜

ということで見てきました。
前回は席が満席だったので、今日は朝から行ってきました。
11時から上映の分ですが、なんとか手に入れられました。
でも、「名探偵コナン」と一緒で、小学生がかなり多かったです。そこで、チケットは友達が一括して買っていましたが。

その後で「300円よこせ」と言ってきました。
なぜ、300円と思いましたが……
前に、友達が欲しいCDをオークションで落札して、「3000円とっとと払いやがれです〜」と
翠星石たんが言うようなメールを送っていたことを思い出しました。
本当は1500円で落札したんですが、わざと倍の値段をふっかけました。
でも、結局は本当のことを吐かされて、オークションのCD+300円=映画のチケットということになりました。

映画の場所に行くと「名探偵コナン」と一緒で小学生がほとんどです。
その中を10分程待っていました。
そして、座席に行くと、座席数少なっ!
前に「Air」の映画を見に行ったときもそうでした。100席あるかないかです。
「座席は満席となっています」という係員の声を聞いて、
確かに満席になる理由が座席数が少ないからだと実感しました。

映画の感想ですが、テレビ最終回から二年後という設定でしたが、かなり面白かったです。
でも、前半のほとんどが1920年代のドイツの話なので、見る人によっては退屈かもしれないです。
ドイツの世界設定はよく調べていると感心しました。
レンテンマルクでドイツのマルクは紙くずだから、給料はフランスのフランで支払われていました。
この時代となると、ヒトラーが出てきました。
しかも、「ハイル、ヒトラー」ではなく、「ピューラー、ピューラー」とピューラーコールです。
ナチスの正式名称が「ドイツ国社会主義労働党」のことだということも知りましたし。

映画の時代背景は、ヒトラーがクーデターを起こして失敗した時期の話です。
1923年11月のミュンヘン一揆と呼ばれている事件です。
その後で、刑務所暮らしで出所した後に、
ヴェルサイユ条約破棄を公約に当選となっていくんですが、これは映画とは関係ないです。

個人的には、アルとマスタング大佐(映画では降格して伍長)は、おいしいところを持っていっていますね。
アームストロング大佐もシュワちゃんみたいな設定になっていて、途中から戦いに参戦するのは、結構おもしろかったですが。

タイトルにもなっている「シャンバラ」とは、アルが住んでいる錬金術が使える場所のことですね。
そして、ナチスがある宗教の力を借りて、シャンバラを往くということですが。

ストーリー的には納得する終わり方でしたけど、友達は納得できないと言っていました。
ネタバレするので、どういう話なのかは言いませんが、続編作るのは無理だということは確かです。