「かしまし」と萌え単

昨日の「かしまし」は、自分の好きな海とカレーの回が合体していました。
原作では、二つに分けていたのをひとつにしたみたいですね。
そのせいで、やす菜がカレースパイスを自分で調合しているという設定は省略されていましたが。
それでも、おもしろかったですね。
原作にはない、明日太がはずむに告白するシーンとかありましたし。
よく考えれば、明日太ってハーレムでは……

来週は、夏休み恒例の肝試しのようです。次回予告を見ただけでは何なのかよくわかりませんでしたが。

そして、電撃大王のほうを買ってきました。
こっちの「かしまし」は悲しすぎます。佳境に突入といったところかもしれませんね。
その電撃大王には別冊付録として、すごいものがついていました。
あの「萌える英単語」略して萌え単です。
今回も、すごい英語表現が載っているのに期待して思わず見てしまいました。

例えば、「Broster!」って何かわかるでしょうか?
わかったら、すごいです。無理矢理作った英単語だと思われるからですが。
正解は「オネニーサマ!」です。「かしまし」でジャン・プゥが言っている言葉ですね。
これは、BrotherとSisterを合体させて無理矢理作ったと思われます。
というより、そうしないと表現の仕様がないと思いますが。

ちなみに、大学で英語圏文化の講義を取っていました。
講師は、バーチャルの世界を研究しているネイティブのアメリカ人の人でしたが。
そこで言っていましたが、兄弟姉妹関わらず、名前を呼ぶときには、お互い呼び捨てで呼んでいます。
だから、「お兄ちゃん」、「お姉ちゃん」という概念が英語圏ではないわけですね。
さらに、子供が親を呼ぶときも、最近ではお互い呼び捨てで呼んでいる、
いえ、呼ばせている家庭が多いと聞いたときには驚きました。
自分から「呼んでいる」ではなくて親のほうから「呼ばせている」ですからね。
双子でも、どっちが上の年齢でどっちが下なのかという概念もないそうです。

だから、英語圏では、「オネニーサマ!」は「Broster!」ではなく「Hazumu!」が正解のようです。
ジャン・プゥが「はずむ!」と呼んでいるのが想像しにくいですが。
妹が「お兄ちゃん!」と呼ぶ概念がないので、それはそれで残念な気がします。

そうなってくると、アメリカではどういう表現を使っているのかというのが気になります。
それは、こちらにありました。
CCさくらやフルバ、種運命もあれば、「げんしけん」や「こみっくパーティー」、小麦ちゃんがあるのには驚きました。
ちなみに、小麦ちゃんは英語ヴァージョンも聞けますが、あまり声には萌えませんでした。
さすがに、声優という概念がない国、アメリカです。
ちなみに、アメリカでは、俳優が声優を兼業している場合が多いです。
だから、声優にメグ・ライアンが普通にアニメで出演していたりします。

ここで表現されているのも、おもしろいですね。
というより、日本のおたく関係のアニメまで輸出されているのには、驚きました。
ジャパニメーション(現在では死語)恐るべしです。
でも、君望はないですね。
海外で泣けるアニメにランクインしていましたから、アメリカに輸出されてるのは間違いないはずですが。

「かしまし」から、英語のほうに話がそれてしまいました。
でも、大学で受けた英語圏の講義はおもしろかったので、時間があったら別ページを作ってみようかなと思っています。