おとボクで一子たんの出番が……

昨日、見た「おとボク」ですけど、今回は一子たんの出番が多かったですね。
でも、主役はまりやの妹分になる由佳里です。
先週、主役だった秦は演劇部で主役、そして由佳里は陸上部で記録が伸びずに、劣等感を感じるというよくあるストーリーです。

よかったのは由佳里が今は亡き姉の面影を追って、陸上部に入ったというところ。
でも、記録が伸びなくて、それを瑞穂が慰めるというところがよかったまでも、説得の仕方が……です。
瑞穂の死んだ母は、遺言で髪を切らせなかった。
瑞穂もその遺言を守ったのは、そうしないと亡くなった人の誠意や愛情を示せないと思ってしまうから。
それと由佳里の心境をダブらせて、説得するわけです。

でも、瑞穂が髪を切らせてもらえなかった理由は、大きくなったときに自分の好きな髪形を選ばせるためのようです。
女性なら説得力ありますけど、瑞穂って本当は男……
瑞穂の母は何を考えているのか疑いたくなります。

そして、落ち込んでいる由佳里を励ますのが、一子たん。
最後は、由佳里に会いに寮を飛び出そうとするも、地縛霊なんで寮から出れないわけですね。
瑞穂と手を繋げば寮から出れるわけですが、無理矢理寮から出ようとしないで、最初から瑞穂に頼めばいいのでは……

まりやのほうは、由佳里につらく当たってしまうけど、本当は由佳里を心配しているわけですね。
あまりに心配してしまって、スパゲティーを間違えて一列全部注文って……
そこで、瑞穂と真面目な話をするのはいいとしても、その超山盛りのスパゲティーを目の前にして、話をしても、あまり説得力が……

結局は、由佳里がもう一度、走る気力を取り戻して、おなじみのメンバーが一緒に走ろうということで、
終わりといういわゆる途中終わりになっていました。
タイトルが「伸びない記録」なら、もうちょっとやって欲しかったですね。
この後、タイムが縮んでいなかったら、またやる気をなくすのではないかと思います。

今回は一子たんの出番が多かったので、それだけで満足です。
貴子や紫苑の出番が少なかったのは少し問題かもしれませんが、来週は出番が多いと思います。
来週は文化祭で、生徒会長の貴子も演劇をやるということで、演劇部VS生徒会になりそうです。
ということは、来週は一子たんの出番が少ないということになりそうです。