ウィンターガーデン

昨日の日記にも書いたように、「ウィンターガーデン」のことでも書いてみます。
ウィンターガーデン」は「デ・ジ・キャラット」から10年後の世界を描いているわけですが、
あまりの変わり様に驚きました。
デ・ジ・キャラット」はギャグですが、「ウィンターガーデン」はシリアスです。ギャグはあまりありません。

しかも、設定が微妙に変更されていました。
デ・ジ・キャラット」って確か、デ・ジ・キャラット星からプリンセス修行のために秋葉原にやってきて、
そこでゲーマーズの店員になっているという設定ですが、
ウィンターガーデン」は、デ・ジ・キャラット星のこととか、プリンセスのこととか全く触れられていません。
そして、ぷちこでじこの遊び友達というものでした。

それが、「ウィンターガーデン」では、
でじこぷちこは姉妹。
・実家は温泉旅館をやっている
に変わっています。
それで、デ・ジ・キャラットとかプ・チ・キャラットとか名乗っているのも少し微妙な気がします。

そして、でじこの10年後、語尾に「にょ」をつけることや腹黒い性格は全くなく、例えるならば遙のようにおしとやかな性格になっています。
ぷちこは、語尾に「にゅ」はないものの毒を吐くのは相変わらずで、小悪魔的な魅力がありますね。例えるなら茜でしょうか。
でじこのことを「姉ちゃん」と言っています。
あのような妹が欲しいですね。

ラ・ビ・アン・ローズも脇役で登場しています。
しかも、有名な女優になっているのがかなりすごいです。

ここで、「デ・ジ・キャラット」と比較するのはやめるとして、20歳のクリスマスイヴに一人の男と出会って恋をする
というものです。
バイト先で噂になったりして、恋は進展するのですが、最後はネタばれになるので伏せます。

でも、気になるのは、ぷちこもバイトをはじめるわけですが、それは目的があるからバイトをしているとぷちこは言っていましたが、
でじこがバイトをしている目的は何なんでしょうか?
何の目標もないからフリーターをやっているとかそういうことなのかもしれません。

見終わって、伏線がわかりすぎるのが気になりましたが、最後はどこか心温まるような感じがしました。
でじこのプロジェクトは事実上終了しているので、もうやらないとは思いますが、機会があったらぜひやって欲しいです。
エンディング曲の真田アサミが歌う「ウィンターガーデン」もかなりいい曲です。
松田聖子のカバー曲らしいですが、一度聞いてみたいと思っています。