奏光のストレイン第12話

毎週楽しみにしている「奏光のストレイン」も来週で最終回です。
敵はラルフただ一人……
その中で、ラルフは自爆寸前の敵艦を、相手の船に激突させる方法を選んだのが先週までの話です。

今回は、その敵艦がセーラのいる相手の船に激突してしまいました。
自爆するまであと1800秒(30分)……自爆の起動するまでの時間が長すぎます。
でも、激突した瞬間と同時に爆発してしまったら、最悪ですが。

そして、どうやって艦隊から抜け出したのかどうか知りませんが、セーラとエミリーのいる艦隊の中に潜入。
目的は、エミリーの奪還なわけですが、自分の艦隊を激突させた場所にエミリーがいたら、どうだったんでしょうね。
その点を計算に入れていなかったら、ただ無謀なような気もします。

後半から、ラルフとセーラの直接対決になってきました。
でも、自分の艦隊に戻ってきたセーラと艦隊に侵入したラルフと鉢合わせなので、ストレイン同士の対決じゃなくて、
生身と生身の対決になってきました。
そして、エミリーとエミリー人形も再会を果たすことができました。
でも、エミリー人形は脳だけですから、それで喜んでいるエミリーもエミリーですが。

そして、話し合い路線になってきました。
やっぱり、ラルフの目的は、エミリーとエミリー人形、そしてラルフの三人で、エミリーの故郷に行くこと。
でも、エミリーの「行かない! セーラと一緒にいる!」、「もう、こんなことはやめて!」は、
ラルフに相当な精神的ダメージを与えたみたいですね。
「お兄ちゃんなんか大嫌い!」と言われている心境に似ています。
ラルフから見たら、エミリーの望むことが人間を滅ぼすことだと思っていたから裏切ったり、殺戮をしたりしているわけなので、
それを最初から否定されたわけですから、ラルフは戸惑ってしまったわけです。

しかも、なぜか都合よくセーラとラルフの間に壁が降りてきて、これで安全と思いきや、ストレインで去るラルフとそれを追うセーラ。
そして、ストレイン同士で向かい合って、最終回へというわけですが、やっぱり、直接対決は最終回に持ち越しなわけですね。
セーラとラルフの五度目の接触の行方と、自爆装置が働いたままになっている敵艦(確かあと600秒(10分))を止めることができるのか。
そして、出番が少なかったロッティはラルフを前にどう立ち向かうのかなど、最終回を期待したいと思います。