週刊歴史のミステリー

テレビでCMをやっていることもあって、購入してみました。
本屋に行くと、入り口のところにかなりの量で積んであったので、CM効果で売れると思ったんでしょうか。

本能寺の変の首謀者は誰だったのか。キリストに子孫はいたのか。アポロ11号捏造説を科学的に検証する雑誌です。
最初、このCMを見たときには、正月にこういう歴史ミステリーの番組を見ていたこともあってテレビの特番でもやるのかと思っていました。

本能寺の変の首謀者といえば、明智光秀ですが、「時空警察」ではイエズス会が首謀者という説を結論づけていました。
だから、イエズス会も絡んでくると思っていましたが、なぜかイエズス会の記述はなく明智光秀の人生が中心になっていました。

キリストの子孫は結構面白かったですが、謎のままでいくつかの説が終わっていたので、そこが残念でしたね。
アポロ11号の捏造説も同じでした。NASAの反論と説明だけで終わっていましたね。
だから、謎を謎のままで終わらせているのが多いです。

次号はノアの箱舟の残骸を検証したり、次々号ではアトランティス大陸を検証したりするそうですが、読もうとは思わないです。
ノアの箱舟は確か、登頂が禁止されていて、残骸もただの木であることが判明していますし、ノアの箱舟には元ネタがあって、「T.Pぼん」にそのことが詳しくあります。
確か箱舟は木じゃなくて、草を積み上げて作っていたはずです。
アトランティス大陸も、昔の火山爆発を大袈裟に伝承したのがそうなったようです。
たぶん、そういうことを書くのではないかと思われます。

だから、購入するとすれば、自分が知らないミステリーだけになりますね。
中国の夏王朝が存在したことかどうかとかは興味がありますし、源義経がチンギス=ハン説がそうです。
時空警察」でも源義経がチンギス=ハン説をやっていましたが、最後が駆け足気味になっていて義経と弁慶が北海道に行ったところで終わっていましたし。
この雑誌でも、中途半端に終わっていないことを祈るばかりです。

あとやって欲しいのが、邪馬台国の場所とか、キリスト日本伝来とか、日本にあったソロモン王の財産とか、ムー大陸とかですね。
でも、これはほとんど謎なので、取り上げても事実公証を述べるのみで終わってそうですね。
次号は、聖徳太子が実際は存在していなかったという説が有力というのを見て、購入しようかどうか迷っています。
この雑誌は、興味があるものだけ購入することにします。