「しばく」は聞いても「どつく」は……

今日も某番組にある「ヒミツのOSAKA」を見ていましたが、最近は大阪人とのつきあい方になっていました。
ちなみにこのコーナー、大阪人からは不評です。
よみうりテレビの番組で、視聴者からのハガキを紹介する10分番組があるのですが、この番組のことが何回か取り上げられています。
「大阪をバカにしている」といった批判があるようです。
まぁ、あの番組はやらせが半分近くあるので、大阪人でも知らないようなことが平気で取り上げられているんですね。
先週の突っ込み方とか、やっている人はほとんどいないと言ってもいいです。
あの番組は吉本新喜劇と同じ突っ込み方のようですが、あの番組を放送しているのは昼間ですし、見ている人もあまりいないので、
実際に上司にやると怒られるか変な目をされるかのどちらかなので、安易に信じないほうがいいですね。

今週は「しばく」がありました。
ちなみに、「しばく」は日常茶飯事に使うのは事実です。というより、小さいときから何回も聞いていますし。
冗談で言うときと怒っているときの使い分けがあるのも本当です。
というより、「しばく」って全国で使われていると思っていましたが、本当は違うようですね。

ちなみに「しばく」という意味は、手を叩くと番組で言っていましたが、殴るという意味だと思っていました。
ジャイアンがボコっているような状態が「しばく」ですね。
同じ意味で「どつく」もありますが、これはあまり聞いたことがないです。
番組では「グーで殴ること」をどつくと言っていましたが、あれって「頭を叩く」という意味じゃないんですかね。
どつき漫才とかその典型ですし。

あと「えてまう」というのがありましたが、これはドラマでしか聞いたことがないです。
しかも、紹介していた番組は「ミナミの帝王」じゃないですか。
この番組は、時々昼にやっていることがあります。
これはOVAですので、地上波で先に放送されることはないですし、この放送で竹内力知名度が高かったりするんですね。
これに影響を受けて使っていそうな気がします。

「えてまう」というのは、意味は知りません。ただ、脅すときに「ミナミの帝王」とかでよく使われていますね。
たぶん、「殺してしまう」がなまってできたのではないかと思います。
命令形の「えてまえ」と「殺してしまえ」は同じ意味ですし。
ちなみに、落書きで「エテ公」というのもよく見かけたことがありますが、あれも「殺したい野郎」という意味で使っているのだと思われます。