図書館戦争

今日は「図書館戦争」を見ていました。
こちらで放送するのは4月22日からなので、今回のはニコニコ動画からDLしました。
国と地方自治体の内戦みたいなストーリーで、結構面白いです。

正化(平成の次の年号)31年に、メディア規正法が成立し、表現の自由自衛隊?によって弾圧されるという設定。
今、児童ポルノ規制法とか青少年規正法の問題がありますが、あれがもっとひどくなった状態の法律です。
特に狙われたのが本で、本屋に軍隊が介入して規制に触れるものは次々と処分という「アウターゾーン」にそういうのがあったような気が……
それに対抗して、図書館を管轄する自治体はこの法律に反論して、内戦状態という……
関東図書隊ということは道州制が敷かれた後ということですか。

そこの関東図書隊の一人が主人公なわけですが、階級が一級図書官というのがすごいです。
それだけ見ると司書と間違いそうな職業ですが、国が襲撃をかける図書館を守る軍人なわけですね。

突っ込みどころは、メディア規正法の目的が意味不明なところですね。絵本も検閲の対象になっているから、何が規制の対象になっているのか。
そして、メディアということは本だけでなく、CDやらテレビやら新聞やらエロゲーやらも規制の対象に入るのに、それには何も触れられていないこと。
しかも、自治体が軍隊持っていいんすかね?
道州制で、国と自治体は完全分離されたはずなのに、国が自治体に介入すること自体ありえないですし。
一昔前みたいに国が自治体に介入していたら、それじゃ、道州制にした意味ないじゃんってことになりますね。
それに、この法律を制定していたら、今の与党は完全に潰れたも同然ですし。次の選挙で与党は敗北決定というところでしょうね。
でも、国民がこの法律を支持していたら、自治体に軍隊自体作られませんし。

そういうのは置いておくとして、かなりいい言葉もありました。
「万引きの汚名を着てまで、この本を守ろうとしたのは君だ」
本を守ろうとする軍人としての人間ドラマが感じられました。

でも、いつ検閲が入るかわからないなら、普通本屋は本を隠しますよね?
それにネット通販の場合は、検閲の手は届きませんから、意味ありませんし。
突っ込みどころ満載なところがありますね。

今日は新番組ラッシュになります。
「S.A」が始まりますし、BLで有名な「純情ロマンチカ」、「ソウルイーター」、「アンジェリーク」が始まります。
ほとんど腐女子好きなアニメばかりですね。
でも、いくつかは見てみようと思っています。