またこの話題が再燃……

ネットのニュースサイトを見たら、このようなものがありました。
エロゲーは危険な社会を作り出す凶器」として、
アダルトゲームやアニメ、雑誌の規制を求める請願が衆議院に提出されているそうです。

このニュースによると。「アダルトアニメゲーム・雑誌は「幼い少女達を危険にさらす社会を作り出していることは明らかで、
表現の自由などという以前の問題」と指摘し、製造・販売について罰則を伴った法律の制定を求めているようです。
詳しくはこちらにあります。

今は嘆願書という形で1万人以上の署名と一緒に提出されていますが、もし、国会で法案として成立するとエロゲーを製造・販売すると罰則が加えられ、所持することも法律違反となるようです。
一方で、これに反対する議員もいるようで、慎重に議論する嘆願書も255名の署名と一緒に提出されています。

「また、これか」みたいな感じですが、エロゲーは危険な社会を作り出す凶器ってどういう根拠があって物を言ってるのか聞きたいです。
はっきり言って、議員の勝手な憶測で決めているということです。
だから、法律が成立するとエロゲーの中古販売はできませんし、過去の名作のリメイクもやれなくなるわけです。
もちろん、法律制定前のエロゲーは所持できても、そこから先はエロゲーが発売されないという事態になるわけです。
そうなるとソフトメーカーは廃業の危機に追い込まれていきます。
つまり、ヲタ文化及び、クリエーターの未来を奪っているという最悪なものになるわけです。

しかも、この嘆願書を出したのは、政権を取れば日本は確実に崩壊すると噂されている民主党の議員です。
逆に反対の議員は、社民党の議員です。でも、法案反対ではなく容認しているんですよね。
それで、法案から逃げれるように児童ポルノの定義を明確なものにすることや、イラストを同法に含めないことも求めているということです。
ちなみに、法律用語の「児童」というのは、18歳以下のことですので、幼女とか小学生のことだけに限定しているわけではありませんので。

もし、次の選挙で民主党が政権を取ったら、一気に流れが加速する可能性もありそうです。
表現の自由以前の問題だと言っていますが、この法律はむしろ表現の自由を侵害している憲法違反の問題ではないかと思っています。

もし、法案が成立すれば、この法律は表現の自由を侵害している憲法違反だと訴えてくれる人がいることを願うばかりです。
裁判所はそのため(悪法を是正する機能)にあるような物ですからね。そうなったら、全国のエロゲーメーカーのスタッフが決起しそうな気がしています。
民主党は曖昧な政策で具体的なことを言わないことで有名な政党ですからね。
民主党が野党になってる間は大丈夫だとは思いますが、与党の議員にも規制賛成派が多数いるのは事実ですし。
この議員も、説明責任(エロゲーを規制しないといけない具体的な根拠)を言わずに無理矢理法案審議にかけそうです。

今は法律による規制はなく、自主規制という形になっていますが、エロはどちらかというと緩やかになっているようですね。
明らかに小学生に見える容姿でも18歳以上といえば大丈夫ですし、近親相姦もできるようになりましたし。
そこから、どうなるのかはわかりません。
とりあえず、日本の未来が「図書館戦争」みたいにメディア良化法のような法律で規制される社会にならないことを願うばかりです。