電撃文庫マガジン

最近、「電撃文庫マガジン」というのを購入しています。
電撃文庫の作家が連載している雑誌の「電撃hp」が廃刊になって、代わりに創刊されたのがこの雑誌です。
電撃hp」は見た目は一般文芸誌というものでしたが、この「電撃文庫マガジン」は付録がついています。
先月号はしおりがついていましたが、今月号は谷川流原作の小説のコミックを文庫と同じ大きさにしたのがついています。

そして、2月といえば電撃大賞作家のデビュー作が発売されるときでもあります。
もちろん宣伝はしていましたが、2ページ分使っての広告は金賞の「パララバ」のみでした。
この前、購入したコンプティークでは、なぜか銀賞の「ロウきゅーぶ!」のみが宣伝されていました。
その理由は、「ロウきゅーぶ!」のイラスト担当の人がコンプティークにコラム連載を持っていたからのようです。
ある意味、この作家は役得のような気がします。

それはいいとして、この雑誌は「ドラゴンマガジン」みたいに小説が載っています。「とらドラ!」があったりインデックスがあったりですね。
今月号からは「ほうかご百物語」が連載されました。去年の電撃大賞で大賞を取った作家です。
さらに、伏見つかさの新作も先月号から連載されていました。タイトルは「ねこシス」。
イラストは「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」と同じ人です。
タイトルでネコミミの姉妹が出るという萌え小説というのがわかります。

そして、短編部門の賞も連載されています。
「隙間女(幅広)」は、タイトルだけでホラーな気がしますが、中身はラブコメのようです。
イラストだけ見て面白そうでした。
もうひとつの「眼球奇譚」は女性向けのファンタジーですね。作者は現役の女子高生です。
写真とインタビューが出ていましたが、メガネっ娘です。
ある意味、「いちご100%」の東城綾のようです。

ちなみに、この二人は今夜放送の「電撃大賞」にゲスト出演します。
正確には、あと一人奨励賞の人も出演しますが。
短編で賞を取った場合は、デビューは夏に遅れるようですが、出版はされるようです。
短編の連作ということになるのでしょうか。