今頃になってもノストラダムス

毎週木曜日には、「週刊世界百不思議」を買っています。
今週号には、以前テレビで笑い物にされていたクラリオン星人の話が真面目に語られています。
そして、来週号には2012年に人類が滅亡するというノストラダムスの予言です。
今頃になってノストラダムスですか。てっきり、ノストラダマスになってるのかと思っていました。

でも、気になったので検索してみるとたくさんありました。
ノストラダムスは2012年12月22日を滅亡の日として、マヤ文明も2012年12月22日を同じようにしているようです。
それ以降、ノストラダムスの予言はないようです。

1999年の人類滅亡の話を聞いたのは、小学生の頃ですが、そのときは核戦争が起きるとか言われていましたね。
MMR風に言うと「な、何だって!」ですね。
そのMMRでは、グランドクロス(太陽系が地球を中心として十字に並ぶ現象)が滅亡の原因だと言われましたが、結局何も起きませんでした。
でも、この予言は同時多発テロを言ったものだと主張する人もいます。
ジュセリーノ並の後出し予言ですね。
そういえば、ジュセリーノ地震予知を外してからメディアに全く出なくなりましたが、どうなったんでしょうか。

今回の2012年の滅亡に関係しているのは、核戦争でも天変地異でもなく、フォトンベルトが関係しているようです。
2012年12月23日に地球がフォトンベルトに突入し、2000年以上光の時代が続くとか、その光で遺伝子が変異して人類の姿が変わるとか言われています。
でも、このフォトンベルト、実在するという根拠がないのが現状です。
こちらにはフォトンベルトは存在しないという主張です。

この人類滅亡に関して、必ずといって出てくるのがノストラダムスです。
「一体、俺たちをどこまで翻弄すれば気が済むんだ! ノストラダムス!(by キバヤシ)」
でも、ノストラダムスの大予言は西暦4000年まであるのが最後の予言です。2012年で終わりって、んなアホな。
この最後の予言の内容は、救世主が現れて神に選ばれた人間が暮らすとかいうものです。

2012年も1999年と同じようになると思います。煽っている人は、宣伝のために必死な超常現象研究家の人でしょう。
2013年になったときにその人がどうなっているか見物です。1999年のときは、消息不明になった超常現象研究家が何人もいましたし。
新たな飯の種を見つけた超常現象研究家は、2012年が近付くにつれてまた煽るんでしょうかね。
メディアではあまり騒がれていないですけど、これから特集がありそうです。
TVタックル」とか改編期の特番とか。

最後にこの言葉を書いておきたいと思います。
2012年12月22日にフォトンベルトによって人類は滅亡する。信じるか信じないかはあなた次第m9