考える一ヶ月が始まりました。

八月といえば、夏真っ盛りですが、梅雨は明けず、まだあと一週間は続くようです。
今年の夏は、選挙について考える一ヶ月となりそうです。麻生さんもそう言ってますし。

政策選択選挙ですか。
つまり、自民党に入れてくれと言ってるわけではなく、各党のマニフェストを比較して自分の納得できるその党に入れてくれと言ってるわけです。
つまり、麻生さんはそれだけ自民党マニフェストに自信があると言ってるわけですね。

自民党民主党(この二つのどちらかにしか入れませんけど)のマニフェストを見てみましたが、どれも奇麗事を並べているようにしか見えないです。
せめて、麻生さんも「これができなかったら責任を取る」と言って欲しかったです。
つまり、鳩山さんの言った責任を取る=謝罪会見&政界引退ですね、わかります。

自民党は財源を消費税から取ると言ってますが、現在の消費税の収入が1兆5000億円くらいです。(財務省のサイトより)
仮に消費税をオーストラリアと同じ10%にしても、倍の3兆円。
これだけで、高齢者福祉とか幼児教育無償化ができるのでしょうか。
高齢者福祉には47兆円使っていますし。明らかに金が足りなくなって、借金を増やすことがわかります。

民主党は無駄遣いをなくすことで、財源を当てると言っています。そんなことは無理です。
不正働く公務員なんかそこらへんにウジャウジャいますからね。クビにする罰則規定を作らないと無駄遣いはなくならないですよ。
無駄をなくすといえば、必要のない道路作りとかがいい例ですね。
これで、だいぶ浮きますけど、その反面、道路会社が倒産します。
日本国民の正社員10分の1は、そういう関係の会社で働いているそうですので、そうなれば、失業率がもっと上がることでしょう。

このパワーオブバランスというのが難しいんですよね。
道路作りを辞めれば失業者が増加、かといって、無駄な道路を作れば非難集中ですからね。

つまり、どちらが政権を取ってもいい政治は実現できないということです。
よって、マニフェストは奇麗事としか思えないわけです。
麻生さんだったら、無駄な道路作りを推進して、非難を浴びることが目に見えていますし、消費税増税で支持率低下。
民主党マニフェストが実現できなくなって、党自体が空中分解するといったところでしょうか。

さて、選挙当日に行われることといえば、最高裁判所裁判官の信任投票も行われます。
クビにしたい裁判官に×をつけて、過半数集まればクビになるというものです。
そして、足利事件の影響で、裁判官に×をつけようという動きが出ています。
取調べをした人間のクズ以下の社会のゴミ、もりりんこと森下昭雄刑事(75)(「森下昭雄 人間のクズ」「森下昭雄、社会のゴミ」でググれば、多くヒットします)
以外の他に無罪を見破れなかった裁判官も同罪だからクビにして責任を取れということでしょうね。

しかし、調べたところ、判決を出した裁判官は退職金をたんまりもらって、今は退官しています。
だから、×をつけたところで、傍迷惑なわけですね。
でも、今までクビになった裁判官はいないわけだから、これこそいい無駄遣いです。
有権者1億人の紙を用意するだけで、印刷代も合わせて軽く10億は浮きますよね。
憲法が改正されるとすれば、9条よりもここを削除しろと言いたいところですが、果たして史上初でクビになる裁判官は出るのか、
出ないと思いますけど、ここにも注目ですね。