週刊マンガ日本史

書店で思わず目に止まって買ってしまいました。価格が180円というのもありますが。
出版社はいつものデアゴステーニかと思ったら朝日新聞出版でした。
しかも、買ったら店員から出版社の粗品をもらいました。中身はボールペンでしたが。
何というアサヒる商法……

最初なので卑弥呼についてでした。
しかも、作画は藤原カムイという漫画家。ある意味、豪華では。
付録に藤原カムイ作画の人物カードみたいなものがありました。
卑弥呼と壱与が萌えキャラです。

ところで、他にも邪馬台国についての記事のようなものが多くありました。そこは新聞社だからでしょうか。
卑弥呼といえば、日巫女(太陽に仕える巫女)という意味だとか言われているようですね。
しかも、狗奴国の男の王の名は卑弥弓呼(ひみここ)。なぜ似ている名前……

これを見ると、中国はいかに周りを野蛮人と呼んでいたかがわかりますね。
倭国の倭は「ちび」という意味ですし、卑弥呼も卑しいというのが入っていますし。狗奴国はイヌですからね。

次回は聖徳太子です。
でも、漫画の内容ですが、史実に基づいているとは言えない気が……
独自の古代SFストーリーみたいになっています。
しかも、魏と交流しととか、援軍を要請したとかの政治の内容とかは一切ありません。
でも、次回予告を見ると見たい気になります。しかも、聖徳太子は腹黒キャラになっています。
記事はそれを補完するためのものなのでしょうか。

でも、人物の中には学校で習っていない人とかもいるんですね。
シャクシャインとか杉原千畝とか何した人かもしりませんし。
でも、他の人はだいたい知っています。
中大兄皇子はクーデターを起こして、刃向かう人を次々と処刑していったという人でありながら、実の妹と近親相姦の関係にあったという……
紫式部は会ったこともない清少納言の悪口を書いていましたし。女性の嫉妬は今も昔も変わらないということですね。
これを機に読んでみるのもいいと思います。