あべし!がスタート。

はだしのゲン」の作者の中沢啓治氏がお亡くなりになりました。
原爆の象徴ともいえる漫画で、小学校の図書館にも置いています。小説しか置いていない学校の図書館のなかで、なぜか漫画が置いてあるという……
2ちゃんでは、ギギギというのが有名です。痛みを表す言葉のようですが、他にギッやグググもあるようです。
なぜ、学校に「はだしのゲン」が置いているのかというと、以下はwikipediaからの引用です。

> 日教組の機関紙『教育評論』で連載を続行する。
> この結果、1980年代の子供達の間に教育現場を通して「ゲン」が広く浸透することとなる。

ということは、70年代に小学生の人は「はだしのゲン」を小学校で読んでいないということに……
中身は、女性差別やら朝鮮民族差別表現やらがあるので、今は規制がされてそうです。
天皇批判やら右翼批判やらもありますが、あとはヤクザもありますし。教育現場にそれはどうなのかというのもありますけども。

話題がずれましたが、当時知られていなかった原爆の恐ろしさ、残酷さを日本中に伝えたという意味では、非常に貢献した方だと思います。
世界サミットでは、麻生さんが英語版の原作を各国の首脳に送ったそうですが、誰も読んでいる人はいないと思われます。
読む暇もないほど忙しいでしょうし、原爆は落として正しかったという考えが多数派ですからね。
原発事故がありながらも、特にアメリカがそういう考え方になっているのが、ある意味矛盾しているとは思います。
いつの日か、原爆を落としたアメリカ人が、いかに酷いことを日本にしたのかを後悔して、謝罪して、核を全撤廃してくれることを望むばかりです。
改めて、ご冥福をお祈りします。

今日からあべし!政権が始まりました。
「首相返り咲き」という表現が使われると思いましたが、「戦後二人目の再登板」、「第二次安倍内閣」と報道されているようですね。
あまり返り咲きは、関心がないようです。
ちなみに、前に再登板した吉田茂は、一次は一年で辞めましたが、二次は五年以上も長期政権でした。
あべし!も前にあべし!した反省を踏まえて、失敗点をノートにまとめていたといいますし、そういうことでは、期待は持てそうです。