建国記念日とはいえ。

今日の休日は中途半端ですね。どうせなら、月曜日と合わせてもらったらいいのにと思いますが。
休日といえば、来年の3月の春分の日が5連休になるとかならないとか。
春分の日は、毎年変わるようで、最近、来年の春分の日がいつになるか決まったようです。
あと、建国記念日は、初代の神武天皇(実在しない)が、紀元前660年の1月1日に即位したことに由来しています。(現代の日付で2月11日)
なぜ、紀元前660年かというと、1260年ごとに革命が起こるという中国の考え方を元に、蘇我馬子が作ったといわれています。
推古天皇の即位から1260年遡って紀元前660年ということです。

となると、聖徳太子が作ったんじゃないの?となりますが、聖徳太子は実在しない説が濃厚になっています。
厩戸皇子はいましたが、実際の政治は蘇我馬子がやっていたようです。
最近では、隋の使者が日本の王は男だったという書があったりするようで、となると、推古天皇ではなくて、聖徳太子天皇だったのではないかという説もあったりするようです。
こういう歴史は奥が深いです。聖徳太子が未来を予言した書物とかもあるようですし。

こういう紀元前660年を紀元としたのを皇紀といいますが、今も使われていたとすると、皇紀2674年です。
さて、1940年に皇紀2600年を祝して、東京でオリンピックを行おうとなり、委員会の人を説得して、1940年のオリンピックは東京に決定しました。
しかし、第二次世界大戦が勃発して中止になりました。幻のオリンピックです。
そして、20年後の1960年の東京オリンピックがあり、2020年も東京オリンピックがあります。
建国記念日のことだけ書くつもりが、オリンピックの話になってしまいました。