衆議院選挙に一番乗りすると……

池上彰の解説でも言っていたことですが、投票所で最初に投票すると、
職員の人が、投票箱の中を見せて「中に何も入っていないか確かめてください」という光景が見られるそうです。
その池上彰の解説以来、その光景を見ようとする年配型が増えているとか……

そういうことで、午前6時50分に投票所に行ってきました。
ちなみに、辺りにはまだ誰もいません。校門は開いていましたが、来るにはまだ早すぎました。
2分前にようやく中に入りました。
投票所になっている小学校の体育館兼講堂のドアは固く閉ざされていて、中からは時報の音が聞こえてきます。
携帯をハンズフリー状態にして、7時になったら開門ということにしているだろうと思います。
ただ、時報の音は聞こえてきますが、アナウンスの声が聞こえてこないので、正確な時間がわかりません。

そして、午前7時。
ドアが開くと同時に、鐘の音が……
商店街のくじで「大当たり!」というときに鳴らす鐘と同じものです。
こういうときにも、鳴らすんですね。

さて、後ろには5人程並んでいます。
最初の人になるには、いかに早く手続きを済ませて、投票用紙を受け取り。候補者名を書くかです。
幸い、手続きと投票用紙は最初にもらいました。
ちらっと投票箱を見ると、中身が開いた状態で横倒しになっていました。

そして、小選挙区のほうは、最初の人になりました。
バインダーを持った人が「お名前を教えてください」と言ったので、苗字だけ言っておきました。
証人になるには、名前も聞かれるんですね。
係の人が、横倒しになっている投票箱を起こして、「中に何も入っていないか確認してください」と言ったので、「大丈夫です」というと、急いで投票箱を組み立て始めます。
そして、投票用紙を入れました。

続いて、比例選挙と最高裁判所裁判官の審査ですが、これは後ろにいたおっさんに先を越されました。
ちなみに、おっさんは自分の後ろに並んでいた二番手の人です。よほど、最初の人になりたかったのか、書く所に行ってすぐに投票箱に。恐らく、無記名投票をしていると思われます。
こうして、比例と審査のほうは、おっさんに取られてしまいました。

帰りに、共同通信の腕章をつけた人が、学校内に入ってきました。
恐らく、投票した後で出口調査をしているのでしょうか。
安倍氏があべし!しない結果というのは、わかりきっている選挙ですけども。