聖誕祭なので……

タイトル「むらかみはるか誕生の謎」

どうしよう。
どうしたらいいんだろう。
私が今悩んでいるのは、ペンネーム。
絵本ができて、校正も終わって、後は出版するだけとなったときに、「さく」の部分を見て、あっと気づいた。
もちろん、本名のままでもいいし、実際に先輩の作家で本名を使っている人はたくさんいる。
でも、結婚したら苗字が変わるから、どうせなら違う苗字にしようという人もいれば、逆に結婚したけど元の苗字を使いたいからという人もいる。
結婚したのに、苗字を変えない芸能人みたいに。
そんなことを悩んでいたある日のこと。気分転換に本屋に行った際、ふと話題の作家のコーナーが目にとまった。
作家、村上春樹のコーナー。
ハルキニストという熱狂的なファンもいる有名な作家だ。新作を出すだけで即完売でニュースになったのを見たこともある。
それを見たときに、「春樹」と「遙」、名前が一字違いというのに気づいた。
あ、これかもしれない。そう直感が告げる。
私がペンネームにしたいと思った理由は、新しい自分になるための一つの区切りにしたかった。
絵本を書いて、出版するまでが「涼宮遙」としての自分は終わり。あの人に恋焦がれて、そして、友人として接したあの遠い日々。
絵本は、その思い出としての卒業アルバムのようなもの。
私があの日々を振り返って、今はどんな気持ちなのか、絵本を通してきっとあの3人はわかってくれるだろう。直接感想が聞けないのは残念だけど。
そして、これからは、涼宮遙とは違う、「むらかみはるか」としての別の人生が始まる。
そういう意味でのペンネーム。
村上春樹にあやかって、デビュー作が成功しますように。

二度とシリアスな物は書かないといっておきながら、書いてしまいました。
随分とお久しぶりです。生きております。
ということで、遙たん、○5歳の誕生日おめでとうございます。
6年前までは、2○歳だったのに、今は十の位が○になるとは……
こうなったら、井上喜久子17歳みたいに、永遠の17歳を名乗るほうが……
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遙たんがなぜ苗字を「むらかみ」にしたのかが当時いろいろと憶測を呼びました。
結婚説もありましたが、結婚指輪をしていなかったためこの説は否定。
個人的な説として、村上春樹説を提唱します。
茜もオリンピックで活躍する「アテネ」とかけているなら、遙たんも何かとかけていると思われ、それが村上春樹ということです。
え、涼宮ハルヒはって？　それは関係ないのでは……
ＡＶのタイトルにあった涼宮ハヒル……いや、やめておきます。

ということで、今年になってから全く更新していませんでした。一部の方にご迷惑をかけてしまったようで、本当に申し訳なく思っています。
そういうことで、これからもよろしくお願いします。