生前退位とは……

天皇陛下生前退位が関心ごとになっています。
現行法では、皇室典範に記載はなく、生前退位するには中身を変えるか、一代限りの特別法を作るかのようです。
仮に生前退位した場合、270年ぶりになりますが、皇太子が不在になるという問題があります。
これも皇室典範にないからなんですね。
あと、元号はどうするのかとか、退位した天皇の名称をどうするのかとか、天皇誕生日の名称をどうするのかとか問題は山積みです。

現在の今上天皇が即位したのが55歳、現在の皇太子は56歳。高齢の即位になるのは間違いないです。
過去には、光仁天皇が60歳で即位したというのがありますが、それに迫ろうとしています。
今上天皇は、今上上皇になるんでしょうか。

未来人の情報では、平成の次は「安始」になるようです。学者の間では「安久」のようですが。
生前退位については触れていませんでしたね。
2018年12月まで安倍さんが総理大臣をやって、その後は石破さんが総理になるとは言っていますが。
ただ、2053年の世界では、高齢ですが現皇太子が天皇のようです。御年92歳……
ここから考えると、皇室典範改正より特別法を制定することになりそうです。

話は脱線しますが、自分の通っていた某予備校の先生が言っていましたが、昭和が終わるときにその先生は大学生で、教授が元号を決める委員会のメンバーだったようです。
それで教授が「昭和の次の元号は『旭』になるようだよ」と言っていたようです。
しかし、実際は平成……
既に出回っている元号にはならないといわれています。
昭和のときでも、最初は「光文」で決まっていましたが、新聞社に次の元号をすっぱ抜かれたから、慌てて第二候補の「昭和」に元号を変えたというのがありますし。