「プリップリン体操」はやばい歌詞らしい。

昨日「かんなぎ」の主題歌と一緒に発売した「ケメコデラックス!」ですが、歌詞サイトを見てもなぜか載っていませんでした。
かんなぎ」のほうは載ってるのに……

そういうこともあって、検索で歌詞が載ってる場所がないか調べてみたら、興味深い記事がありました。
それがこちらにありました。
ついでに作詞をした水島努監督のブログでは、
> ケメコデラックス「プリップリン体操(仮)」の歌詞の中身です。
> 一番 ジグムントという思想家について、自分が思ったことを書きました。愛情をたっぷりこめました。
> 二番 ピエールという映画監督について、自分が思ったことを書きました。こちらも愛情をこめました。
> 三番 ジョージという政治家について、思ったことを書きました。心の底からバカにしています。愛情はべつだんありません。
> 多分一番の歌詞がオンエア上にながれると思います。ぜひ聞いてください。

ジグムントって誰のことだと思ったらフロイトファーストネームですし。ピエールというのは、ピエル・パオロ・パゾリーニのようですね。
ピエールだからフランス人だと思っていたら、実はイタリア人。
ジョージという政治家といえば、あの湾岸戦争を引き起こした某大統領と同時多発テロを自作自演したという疑惑が持たれている某大統領の二人が浮かびます。

この歌詞では、その三人を風刺しています。
例えば、一番の歌詞ではジグムントはエロ親父になっています。
ちなみに、「ジグムントはエロ親父」で検索したらこんなサイトが引っかかりました。
エロくないとこんな有名な思想家にはなれないということか。あ、フロイトは思想家というよりも心理学者のほうが有名ですし。
夢判断でエロ親父ということは……夢精?が思いついてしまう自分はヤバイかもしれません。
ちなみにエディプス王という歌詞もありますし、これはもしかしてマザコンヲタのことを皮肉ってるんでしょうか。

三番の歌詞には、「テロリズムを返り討ちとかジョージイチャモン大好き 砂漠に飽きたらどこへ行くとか正義の味方大統領とかとかメタルウルフカオスか?」というのがあります。
イラク戦争を完全に皮肉ってますね。砂漠の虎作戦GJってやつですか?
あの大統領は戦争大好きというか性格が腐ってるので、次の民主党に期待したいところです。でも、日本の民主党は期待できませんけど。
正義の味方大統領とか皮肉が上手いです。アメリカのやってることは、正義の味方というよりはただのおせっかいというのが一番当てはまりますけど。

メタルウルフカオスとは何なのか検索してみたら、フロムソフトウェアが発売しているXBOXのゲームタイトルのようです。
このゲームはアメリカの副大統領が全米軍と一緒にクーデターを起こそうとするが、大統領がそれと戦い続けるというストーリー。
その大統領の通称がメタルウルフというようで、『悪逆非道なテロリスト』と一方的に呼ばれているようです。
まさにブッシュのことを言ってますね。正義の味方というのを皮肉っています。
何という揶揄……

ただの電波ソングかと思っていたら、こんな風刺の歌詞だったとは……
歌詞サイトに載っていないのはそれが原因ですか? それはそれでまずいような気も。
ここがもし日本じゃなくて北○鮮で、ブッシュを金○○にしていたら、確実に水島さんは処刑されてますね。